遅刻しなかった日に友達から言われたこと
まず最初に、私は生粋の遅刻魔です。
昔からいつもギリギリで生きていて、寝る時間も遅くて、起きる時間も遅くて。
挙げ句の果てに、出かけるまでの間の時間が管理できない。
大丈夫じゃないのに、なぜか大丈夫だと思ってしまって、いつも少し遅刻してしまうことが多い。
幸い?30分を超える大きな遅刻はないんだけど、ちょっとした遅刻ばかりしてしまう。
早起きは三文の徳なんて知ってるし、体に良いことも分かってるし、遅刻は信頼を失うことも知ってる。
でも変わりたくても変われない自分がいた。
そんな私だけど、この間、朝5時ごろに起きれた日があった。
実は、単に早起きしようと思ってできたわけではない。
前日に化粧もコンタクトもしたまま、夜10時ぐらいに寝落ちしたのが理由。
寝落ちでコンディションは最悪なんだけど、早く寝た分、早起きできたって感じ。
前はそれで二度寝してしまうことがほとんどだったけど、歳のせいか二度寝をせず、そこで起きれるようになった。
どんな理由であれ早起きした私は、本当は夜にやりたかったことを行った。
たとえば資格の勉強をしたり、日記を書いたり、部屋の掃除をした。
朝からそうやって、やるべきことをできた自分がなんとなく誇らしかった。(前日寝落ちして悲惨な状態で起きたのはさておき)
その日は、もともと昼から友達とランチの予定があった。
その友達は高校の頃から私のことをよく知っていて、今でも毎日連絡を取り合う仲。
私が普段から遅刻しがちなことは、もちろん彼女も知っている、
一度、遅刻について注意をされたこともある。
その彼女と会った時に、
「今まで見た中で1番余裕が滲み出てる」
と言われた。※良い意味で
自分自身では何も変わったつもりはないけど、彼女には会った瞬間から、私が普段と違うように見えたらしい。
それを聞いて私はびっくりした。
早起きによって心にゆとり、充足感が生まれると、それは明らかに雰囲気や表情にでてくるものなんだなと。
それが、私を普段からよく知る友人からの言葉で、身をもって感じた。
なんとなく、余裕のある大人に近づけた気がした。
遅刻ばかりだと、心が荒む。
余裕がなくなると自分にも人にも酷い対応を取ってしまう。
焦りから苛立ち、自己肯定感も下がり、自分に自信がなくなる。
もう2度と繰り返さないと思っているのに、また繰り返してしまい、どんどん自分に自信がなくなる。
こんな自分は嫌いだ。
その日の自分の余裕が、私に自信をくれて人から余裕があるように映ったように、いつもそんな自分でありたい。
欲を言えば前日は寝落ちではなく、ちゃんと早寝したいところだけれど、無理すると何事も続かない。
できる範囲で小さな成功体験から自信を積み重ねたい。
私は、遅刻しない大人になる。
なりたいではなく、なる。